とりあえず、今日読み終わったから今日書いてしまおう。
辻村さん作品の感想も書きたい。
伊坂幸太郎さんの本を読むのは2冊目でした。
グラスホッパーより、どんでん返しが面白かったです。
伏線の張り方も回収の仕方も、上手だと思う。
前半は「こんなものかな?」って感じだったけども
後半になるにつれて、加速していく感じが良かったです。
加速していくんだけど、主人公が蚊帳の外から物語を見ているのもあって
アツくなりすぎず、読んだあと『やられたぁぁぁぁぁ』とまではならないのが新鮮。笑
物語は、上京し立ての冴えない大学生で・椎名が語る「現在」と
ブータン人の恋人と同棲中のペットショップ店員・琴美が語る「2年前」が
交互に出てきて、進んで行きます。
勿論、2つの物語に共通して登場する人物が何人かいて、懸け橋になってます。
なんてことはない日常の描写に、だんだんとイレギュラーな事件が混ざって行って
結局、「2年前」にあったことの真相が、「現在」の世界で徐々に明らかになっていきます。
この小説に出てくる人たちって、ちょっと特殊な人というか
普通、小説の題材になかなか思いつかないよな、
読者が想像し辛いよな、っていうキャラクタが多い気がします。
例えば、ブータン人。
ブータン人に会ったことがある日本人って、めっちゃ少ないと思う。
わたしも、だから想像しにくかったです。
アメリカ人とかならイメージできるけども。
それに、ペットショップ店員。
こっちは、想像し辛いってほどではないけれど、
職業があんまり人柄を表さないような…
キャラクタを構成する要素にならない気がします。
例えば…教師、医師、看護師、パイロット、とかなら
その職種についてる人たちのイメージについてステレオタイプがあったりします。
「あの人、お医者さんっぽいな」とは思うことがありますし
「医者っぽくない人だな」と思うこともあるけれど
「あの人、ペットショップで働いてるっぽい人だな」は
あんまりイメージできなくないですか?
それなのに、こういう特殊な設定なのに
すごく現実染みて見えるから、この本は不思議だと思います。
文学を読んでいるというより、現実の記録を追っているような気分で読めました。
個人的に、ドルジは好きです、かっこいいと思うよ。
それに、物語の終わり方も好きでした。
良い所で、良い終わり方をしてると思います^^
次に読むなら、やっぱり重力ピエロかしら。
テーマ : 大学生日記
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