2008.06.16 Mon
幼い子供に生えた
2本の白い腕が
寂しくなって騒ぎ出す
持てるだけの空洞が
全部そこに集まるから
両方の肩の関節が
どんどん膨れ上がる
肘を伸ばす
突き出た骨が笛を吹く
掌をひらく
盲目の少年が 呼ぶ
おとうさん
指先は
一本の白樺のように
連なったままで
揺れる
そう
こうやって
人間のからだは
愛されるところまで
伸びていくのだ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::
お久しぶりです♪
結局更新しちゃう塚原です(笑
みなさんお元気でしょうか^^
私は勉強と合唱に大忙しです。
韓国語、ちょっとだけ話せるようになりました。
文学部は一週間に4回外国語やるので大変だけどその分だけ上達も早いんですよ☆
最近はサークルも大変。
毎日コンスタントに3時間ぐらい歌いこみやってます。
6月末にはコンクールの予選テープのレコーディングあるし
団内発表会もあるし(なんとアリスのコスプレを着て司会担当です笑
忙しいけど楽しいです。
悩みもあって、正直テンションのギャップは昔よりひどいけど
まぁ、前に進んでるからこその悩みであって
色々妥協してたから悩みも少なかった高校時代よりは
まぁ、いいんじゃないのかな、うん。
すごぉく久し振りに文章書いたので、試しにのっけてみました。
「だっこして」って必死にせがむ子供、のイメージのはず。
カテゴリが「ファンタジィ」なのは、なんとなくファンタジィっぽかったからですよ(笑
2008.03.03 Mon
「悲しみ]…眼を閉じたボクの胸に 其れは ポツリと 灯る
「半透明」…肋骨の梯子を登り 海に還る ものがたりに成る
「静けさ」…君の優しい相槌に あやされて 動いてた 心臓が在る
「さよなら」…目蓋に澱む 涙 引いては満ちる 潮の音がする
「約束」…横たわり 泣き叫ぶだけだった 赤子が 何時の日か
「リボン」…友情 と 嫉妬 と 生き甲斐 を 覚えた
「暖かい」…信じられる ものは まだ それほど多くは無いけれど
「有難う」… キミは 今 ゆっくりと その足 持ち上げて 泳ぎだす
「れんしゅう」…まだ 足りない空気を か細く絞られた 気管に つめて
「リズム」…鎖骨を 刻まれた関節を 腕の すべてを 其処に 突き出して
「融和」… 両脚 指の あいだ と あいだ に 薄い膜を 被せて
「許してね」… ひとつ 苦しい泡を 吐き出す その度に 前へ 前へ 進む
「いいよ」…眼を閉じたボクの胸に 其れは ポツリと 灯る
「未来」…桃色に染まった くるぶしに 唇を 当てて 語りだす
「あくしゅ」… 剥離された 頼りない 鼓動は ここに 残され それでも 動く
「でもね、ほんとは」…目蓋に澱む 涙 君の 旅立ちを 喜びながら
さよなら
…有難う
許してね
…いいよ
―でもね、ほんとは いっしょ が よかったんだー
2008.02.07 Thu
(華やいで…)最果ての地に
(闇を裂く…)想いは揺れる
…ひとひらの『早散華』
螺鈿細工の小舟に乗り
永久(とわ)の二人を探そう
無常に舞い乱れる 『恋』
そう
咲いた日も 忘れ去られた時間も
散るならば 今 全てが誠~seiになる
咲いた日も また枯れていく声さえ
輝くのならば 記憶~yumeだと呼べるよ
たとえ このまま全てが壊れても
其処に残るのが君と僕ならば
【嗚呼 彼(か)の華は 謳うのさ】
咲き方を知らぬままで 彷徨うよ
廻り往く時空~tokiを越えて何時までも…
【『此処デ咲キタヰ』と…】
†††††††††††††††††††
この文は、投稿着メロサイト『J研』にて
オリジナルの着メロを投稿されている
ちょろさんの作品のひとつ、
『早散華-sazanka-』に構想を得て、
ちょろさんにお許しを頂いた上で、
歌詞を付けさせて頂いたものです。
…勇気振り絞ってみました(汗
是非楽曲と合わせてみていただければ…なんて…;;;
ちょろさんの曲はみんな大好きなので
言葉を私なりに大切に大切に選びながら
頑張って書きました^^;
『早散華-sazanka-』の雰囲気を壊さないで
ちゃんと出来ているかカナリ不安ですが…
ちょろさん、お許し有難う御座いました!
ちなみにJ研は会員でなくても全曲フルで試聴可能ですし
普通じゃ手に入らないようなマイナーナンバーから
投稿者オリジナルの作品まで沢山の着メロがあって
特にオリジナルはとてもオススメです★
(なんだか宣伝マンのようだ)
是非携帯からサイトにアクセスしてみてくださいね。
【J研】http://ez.j-ken.ne.jp/index.php
…明日も入試。頑張って来ますよ!
2008.02.01 Fri
紅を引いた仔供が ふたり
年嵩の腕に抱かれたカラスが 一羽
身を隠す縮面の反物が ひとまき
咲き乱れる牡丹の縫い取りだけ 沢山
夜半の鐘に 悸声をあげた兄弟
髻に髪を結った 幼い弟
その柔らかい掌を 包み込んだ兄の
色硝子を填めた眼に 蒼白い焔が灯る
『其れはまるで陽炎の様な視界』
(…思い出だけが美しく 愛情だけが綺麗で)
『其れはまるでシルクの様な心』
(…どうにか護れた物が 堪らなく愛於しい)
闇の向こうのシャングリラ
ふたりと一羽 楽園への旅路
時空を越えるために 歩む道程ヒタリ
星の無い虚空に揺れる
女郎蜘蛛の白い糸
『廃村の先には 華御殿』
誰も知る筈の無い 御伽の園
闇の向こうのシャングリラ
漆黒の咆哮を 抱き締めた 少年たちが
幼い日に亡くした 胎憶を求めて
蜘蛛の糸を掻い潜り
異世界へと近付いていく
『廃村の先には 華御殿』
誰も知る筈の無い 子守唄
其処は
消え去った 温もりを
行き場の無い 寂しさを
抱き止めてくれる母のような
そんな優しい場所だと、云う。
年嵩の腕に抱かれたカラスが 一羽
身を隠す縮面の反物が ひとまき
咲き乱れる牡丹の縫い取りだけ 沢山
夜半の鐘に 悸声をあげた兄弟
髻に髪を結った 幼い弟
その柔らかい掌を 包み込んだ兄の
色硝子を填めた眼に 蒼白い焔が灯る
『其れはまるで陽炎の様な視界』
(…思い出だけが美しく 愛情だけが綺麗で)
『其れはまるでシルクの様な心』
(…どうにか護れた物が 堪らなく愛於しい)
闇の向こうのシャングリラ
ふたりと一羽 楽園への旅路
時空を越えるために 歩む道程ヒタリ
星の無い虚空に揺れる
女郎蜘蛛の白い糸
『廃村の先には 華御殿』
誰も知る筈の無い 御伽の園
闇の向こうのシャングリラ
漆黒の咆哮を 抱き締めた 少年たちが
幼い日に亡くした 胎憶を求めて
蜘蛛の糸を掻い潜り
異世界へと近付いていく
『廃村の先には 華御殿』
誰も知る筈の無い 子守唄
其処は
消え去った 温もりを
行き場の無い 寂しさを
抱き止めてくれる母のような
そんな優しい場所だと、云う。
2007.12.27 Thu
戦争は終わらないでいました
古砦は悲鳴と銃声に覆い尽くされて
誰もが恐怖に震え 悪夢に魘される
そんな状態がもう永く永く続いていました
誰が敵であろうと関係ないのです
誰かの為に生きることを
ヒトは忘れてしまったのだから
古砦に 幼い少女が居ました
エメラルドグリーンの大きな瞳を持つ
可愛らしくて素直な少女で
父をこの戦争で無くし
母と二人で地下牢に隠れ暮らしているのでした
彼女はある晴れた休戦日に外へ出ました
久しぶりに歩く太陽の下は心地好くて
銃声も悲鳴も聴こえない砦はとても暖かくて
もう忘れてしまったけれど
もしかしたら平和とはこんな感じだったかもしれない
そう思わせるような幸せな午後でした
そして少女は 瓦礫と瓦礫の間に
一輪だけ咲くスミレの花を見つけたのです
少女は嬉しくなりました
この狂った世界に
日常と化した非常のなかに
まだ綺麗な花が咲いていたのだと
…少女はそっと瓦礫をどけました
干からびかけた紫色の花弁に
少女は 持っていた水筒に残る冷たい水を
ぜんぶ掛けてやりました
よく頑張ったね
もう少しで きっと終わるから
どうか おまえだけでも生き残って
この世界が隅々までオカシくならないように
水がなくなってしまったら喉は渇くけれど
スミレが枯れてしまうのは何より寂しくて
少女は水をぜんぶやりました
それは一瞬の出来事で
薄紫の花に微笑んだ少女の胸を
銃弾が貫きました
厳粛なはずの休戦日に
穏やかな午後に
少女は静かに倒れました
スミレは少女の血を浴びて
ほんのりと紅く色付きました
すると不思議なことが起こりました
少女を撃ち殺した兵士の銃が
あっという間に
一輪のスミレになってしまったのです
兵士は驚いてスミレを放り投げ
腰を抜かしてしまいました
それだけではありません
砦にあった武器という武器が
全てスミレの花へ変化したのです
銃が 弩が ナイフが 長槍が
あらゆる狂ったカラクリの産物が
根を伸ばし 葉を広げ 蕾を開いて…
やがて戦争は終わりました
少女の優しさと清らかさがもたらした
暖かな平和の風が
スミレの匂いとともに吹きあれて
砦は薄紫の楽園となり
鈴のような笑い声が
永遠に絶えることはなかったのです…
† † † † † † † † † †
『白薔薇の鎮魂歌』の元になったもの。
…に、さっき手を加えました(笑)
もとは、去年の春くらいにありました。
今にもました酷さです…
詩というよりプロットに近い。
好きな表現もはいってたりするので、
抜き出して表題にして1つ書きたいです。
カラクリの産物、とかで。
使い回し失礼しましたー…
古砦は悲鳴と銃声に覆い尽くされて
誰もが恐怖に震え 悪夢に魘される
そんな状態がもう永く永く続いていました
誰が敵であろうと関係ないのです
誰かの為に生きることを
ヒトは忘れてしまったのだから
古砦に 幼い少女が居ました
エメラルドグリーンの大きな瞳を持つ
可愛らしくて素直な少女で
父をこの戦争で無くし
母と二人で地下牢に隠れ暮らしているのでした
彼女はある晴れた休戦日に外へ出ました
久しぶりに歩く太陽の下は心地好くて
銃声も悲鳴も聴こえない砦はとても暖かくて
もう忘れてしまったけれど
もしかしたら平和とはこんな感じだったかもしれない
そう思わせるような幸せな午後でした
そして少女は 瓦礫と瓦礫の間に
一輪だけ咲くスミレの花を見つけたのです
少女は嬉しくなりました
この狂った世界に
日常と化した非常のなかに
まだ綺麗な花が咲いていたのだと
…少女はそっと瓦礫をどけました
干からびかけた紫色の花弁に
少女は 持っていた水筒に残る冷たい水を
ぜんぶ掛けてやりました
よく頑張ったね
もう少しで きっと終わるから
どうか おまえだけでも生き残って
この世界が隅々までオカシくならないように
水がなくなってしまったら喉は渇くけれど
スミレが枯れてしまうのは何より寂しくて
少女は水をぜんぶやりました
それは一瞬の出来事で
薄紫の花に微笑んだ少女の胸を
銃弾が貫きました
厳粛なはずの休戦日に
穏やかな午後に
少女は静かに倒れました
スミレは少女の血を浴びて
ほんのりと紅く色付きました
すると不思議なことが起こりました
少女を撃ち殺した兵士の銃が
あっという間に
一輪のスミレになってしまったのです
兵士は驚いてスミレを放り投げ
腰を抜かしてしまいました
それだけではありません
砦にあった武器という武器が
全てスミレの花へ変化したのです
銃が 弩が ナイフが 長槍が
あらゆる狂ったカラクリの産物が
根を伸ばし 葉を広げ 蕾を開いて…
やがて戦争は終わりました
少女の優しさと清らかさがもたらした
暖かな平和の風が
スミレの匂いとともに吹きあれて
砦は薄紫の楽園となり
鈴のような笑い声が
永遠に絶えることはなかったのです…
† † † † † † † † † †
『白薔薇の鎮魂歌』の元になったもの。
…に、さっき手を加えました(笑)
もとは、去年の春くらいにありました。
今にもました酷さです…
詩というよりプロットに近い。
好きな表現もはいってたりするので、
抜き出して表題にして1つ書きたいです。
カラクリの産物、とかで。
使い回し失礼しましたー…





