2008.09.15 Mon
ローズ色の空
泣き腫らした虹
僕の喉を塞ぐのは 言い訳
棄てられた線路
走る貨物船
君の方が少し 会話が上手だから
淀み 枯れては また 回り出す
言葉 この胸に突き刺さる 紅い滴が
翳り 呼ばれては また 頷いて
声 まだ追いかける 僕の存在を 知る
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実は自分でもよく分かってない文章(笑
強いていえば、グダグダな男のイメージ。
線が細くてカッコいいんだけど、ダメな男。
女の子の方が、つよいよね。
2008.07.16 Wed
そう 今日はお祭りね
窓辺で
重く淀んだ空気が
生暖かく湿った夏の風が
わたしの肩に乗り上げて 知らせる
風鈴の音色は すこし重苦しい
通りを歩く子供たちは
麻の浴衣をひらひらさせて
そう 今日はお祭りね
真っ赤に熟れた飴を手に
ふくらんだザラメを手に
無邪気な叫び声をあげている
そう お祭りなのよ
朱や黄色の浴衣のなかに
ひとりだけ 真っ白いシャツが居た
彼がぶら下げたビニル袋のなかで
あかい魚が たくさん泳いでいる
お祭りだというのに
彼の目は まっすぐに
何処か遠く 遠くを見つめている
首筋から 浮き出た背骨を通って
彼のからだは 何処までも真っ直ぐ
何処までも真っ直ぐ 続いている
何もかも舞い上がって
ばあ様も じい様も
あすこの学校に通う女学生も
煙草の好きな兄さんも
田圃に寝転んでいたあのひとも
舞い上がって
お祭りだというのに
彼は
ビニル袋のなかに
魚を閉じ込めて
真っ直ぐ 立っている
袋のなか
赤い魚が一匹
横向きになって
動かない
彼も 決して動かない
そう 今日はお祭りね
人間が
何も知らずに
おやしろを囲んで
神輿を担いで
踊り 舞い上がり
一晩だけ 何かに囚われる
ほの甘い狂気が
訪れる
そう 今日はお祭りだから
濁った目玉の魚のことも
死んだ魚のうろこの
気持ちが悪いほどの艶めきも
彼の他には 誰も知らないのよ
2008.04.14 Mon
海面が上昇して オホーツク海を熱帯魚が泳ぎまわる
そういう世界と 同じくらい
俺は 完璧な省エネが実現して
神経質なまでにスリム化された 世界が おそろしい
近未来SFの世界に触れてたら、ふと思いついた話
今でこそ、省エネとか、個人レベルじゃぁあんま気にしてないけど(笑
だんだん、地球がどうしようもなくなってきて
省エネしないと懲役刑、みたいな法律とかできちゃって
どんどん、政府とかが強制的に無駄を切り詰めて行ったら
人間の社会ってどうなっちゃうんだろうと考えた
人間、いつか死ぬんだよ
大袈裟にいえば、生きていくことなんて、無駄だらけじゃん
無駄なことばっかやってるのが、生きてるってことじゃん
もし、人間が無駄を減らすことに囚われすぎたら
いつか、たいへんなことになっちゃう可能性も、あるよね、っていう
そう、思っただけです
2008.04.09 Wed
この世から 交通事故が無くなれば良い
君の不在が 地球を逆に回すくらいの
誰もが知るような 大きな悲しみになれば良い
君が生きるはずだった時間を
傷つけずに 大切に真空保存出来たら良い
ああ
忘れられていく 君と同じように
僕もまた 小さな小さな人間だから
そういう しあわせなことは 出来ないんだ
ああ
無力で
小さい 僕の
せめてもの 罪滅ぼしに
君が愛したものだけでも
この手で護ってやりたいと思う
2008.03.24 Mon
もしも仮に 理性を投げ出したとして
隣で眠る君の息を辿り そっとその根を断つことが出来たら
今なお 不気味に光り続ける この明るい夜の世界は
音無しく 眠りについてくれるのだろうか
寒い夜
君のすすり泣く声がきこえた
終わりを求める 君の声は震えていた
もしも仮に もしも仮に
この惑星に夜が訪れないならば
私は 私はひとり
永遠の闇に眠りたいのだ と
僕はそれでも僕のまま
理性を握りしめ
まだ 化け物にはなれずにいて
全て忘れて 捨ててしまえば
狂った夜に終りが来るのなら
記憶を明け渡して 僕から何もかも奪い
更けることのない惑星で どうか楽になって
あとの苦しみは すべて
理性を取り戻した僕が ちゃんと引き受けてあげる
惑星の頂に浮かぶ 冷たい氷の大地で
決して去らない太陽が 白く映し出す夜の世界で
耳元に囁いた言葉に返事はなく
ただ 君は 崩れ落ちていた
もう少し 君が永遠に目覚めなくなるまで
僕は ずっと涙を流し続けるら
すぐに終わりを上げられない僕を
今は 許してほしい
きっと 真白な世界は
純白の絶望と引き換えに終りを告げて
僕らが消えた そのあとに
黒ずんだ夜が 戻ってくるだろう
1年くらい前に書いてあったやつ。
某バンドさんにどっぷりはまって
それしか見えない!っていう時期に書いてあったやつ(笑
そのためか大分某バンドさんの影響を受けた言葉選びになってます。
やたら暗いからあんまり好きな詩じゃないんですけど
当時の私のテンションが読み取れておもしろかったのでUp。




